瓢箪とナマズと猿
こんにちは!
3月は新型コロナウィルスの影響で
必要以外は外出は控えています
以前趣味で切り絵をしていたのですが
最近は包装紙・空き箱などで
作品を作っていますが
今の時期ゆっくりと時間があるので
切り絵を作ろうと思い
黒い用紙・ハサミ・
カッターナイフ・ハギレを用意し
はがきサイズを2点作りました
両方とも大津絵作品ですが
瓢箪・ナマズ・ウサギは大津絵には
ありません猿をウサギに変えて作りました
瓢箪・ナマズ・猿
瓢箪・ナマズ・ウサギ
瓢箪・ナマズ・猿作品紹介
大津絵とは?簡単に説明
日本で生まれた色々の民画で
優れた無銘画で実用性があり
同じのが何枚も描かれていて
家族ぐるみで描いて
旅人のお土産にしていた
典型的な民画で人気があった
浮世絵とは違っています
民画とは?
庶民の生活を画材の中心とした絵画
瓢箪ナマズについて
猿が瓢箪を抱きその上に乗り
ナマズを抑えようとしています
猿は『猿知恵』と言って
知恵の足らない人
つかまえ所なく要領を得ない人
などを諷刺画(民画)にして
お土産として販売していた
この民画を見ての歌
『道ならぬ物を欲しがり山猿の
心から淵にしづまん
誠なく只ぬらくらを言う
がほの身のなり
下がるの知らぬ猿知恵』
歌の意味
瓢箪は中身が空っぽで水には浮きます
瓢箪ではナマズを抑えても捕まらない
面白い民画なので切り絵を作りました
作品について
黒い用紙を切り抜き
切り抜いた所のの下から
ハギレと和紙を貼っています
ナマズは淡水魚で湖や川にいます
背景は青のポスターカラーで
丸く円を描き湖を表してます
猿と瓢箪
猿は茶色の洋服のハギレ
顔は薄茶色の和紙
目はコピー用紙
瓢箪は薄茶色の和紙を貼り
黒の用紙の所に赤と緑の
ポスターカラーを塗りました
ナマズの顔
ナマズの顔は大島紬ハギレ
目はコピー用紙
口は赤の折り紙
シッポ
ナマズの顔と同じ大島紬のハギレ
水しぶきは
青のポスターカラーで描きました
お酒
入れ物は茶色の和紙外側
赤の和紙は内側
お酒は白の和紙
猿をウサギに変えてみました
ウサギと瓢箪
ウサギは白のダンス用ハギレ
耳はピンクの和紙、口は赤の和紙
瓢箪は薄茶色の洋服のハギレ
ナマズの顔
ナマズは紫の着物ハギレ
目は白の和紙、口は赤の和紙
シッポ
顔と同じ紫の着物ハギレ
文字
お酒の容器ではなく
『卯』文字にしました
瓢箪ウサギは
大津絵にはありませんが
猿よりウサギの方が
可愛いので作りました。